江藤善章さんのコンサートを開催しました
8月7日(土)午後 江藤善章さんとギターの重廣誠さんをお招きして、コンサートを開催しました。
第1部は、教職30年を終えた江藤先生が、在職中に出会った障害を抱えた生徒さんのお話、15年通い続けた阪神大震災の被災地での人との出会いのお話、旅先で出会った方とのお話などをお聞きしました。

生徒さんから先生自身が学んだこと、学校を挙げて障がい者のためにと考えているつもりで実際はいつの間にか区別をしていたことなど、考えるより感じることが大事なことを教えてもらいました。
みんなの居場所「わ~くわっく北本」でも、さまざまな障害を抱えて生活されている方にご利用いただいています。感じることを大事にして、これからもいろいろな方との出会いを大切にしていきたいと思いました。

第2部は、パンフルートとギターのコンサートでした。先生のパンフルートは、オリジナル曲がほとんどです。旅で訪れた情景がそのまま目の前に現れるような気持ちになります。パンフルートがみんなの居場所「わ~くわっく北本」に響き渡りました。

コンサート後、先生からいただいたメールの一部をご紹介します。
「吉見百穴地下軍需工場は朝鮮人3500人、延べ40万人によって建設された秘密地下工場。その実態を調査し真相を明らかにしたのが、大宮北高校の朝鮮文化研究会等でした。その後北高のアジア文化研究会が引き続き平和の遺跡としての保存と、誰もがその事実を分かるように説明板を建てる運動を継続し、1992年に設置が実現されました。また、東松山周辺に働いていた朝鮮人がしばらく滞留していました。寄居にいた朝鮮人のぺーさんが、日本人が見向きもしないで棄てていた豚の頭を、食べ安く加工し、日本の味噌に唐辛子をいれた味噌だれを工夫し、串に刺して焼いて売ると、朝鮮人に大評判になり、日本人も食べるようになり、いつしか東松山の味噌だれの焼きとり(焼き豚)として有名になっています。」
これは、8月11日のNHKの夕方のニュースで取り上げられ先生も出演されていました。先生は、日本と朝鮮の関係史についても私たちに教えてくださいます。そんな先生は、9月から韓国に留学されます。まずは語学研修、それからきっと先生のことですから、さらに多くのことを感じ、学んで帰国されることと思います。先生は、2年間の留学を終えたら、報告を兼ねて、またみんなの居場所「わ~くわっく北本」でコンサートをしてくださることを約束していただきました。
私たちも、それまで先生に報告できることを増やして、先生の帰国コンサートを楽しみにしたいと思います。
コンサートでは、先生がパンフルートで韓国の民謡である「アリラン」と、日本人なら誰もが懐かしく思う「ふるさと」を同時にみんなで合奏しました。韓国と日本の旋律が不思議にぴったりと合う二重奏となりました。先生が伝えたい思いがこの二重奏にこめられていたのでしょう。
江藤先生、伴奏の重廣誠さん、本当に素敵なコンサートをありがとうございました。
第1部は、教職30年を終えた江藤先生が、在職中に出会った障害を抱えた生徒さんのお話、15年通い続けた阪神大震災の被災地での人との出会いのお話、旅先で出会った方とのお話などをお聞きしました。

生徒さんから先生自身が学んだこと、学校を挙げて障がい者のためにと考えているつもりで実際はいつの間にか区別をしていたことなど、考えるより感じることが大事なことを教えてもらいました。
みんなの居場所「わ~くわっく北本」でも、さまざまな障害を抱えて生活されている方にご利用いただいています。感じることを大事にして、これからもいろいろな方との出会いを大切にしていきたいと思いました。

第2部は、パンフルートとギターのコンサートでした。先生のパンフルートは、オリジナル曲がほとんどです。旅で訪れた情景がそのまま目の前に現れるような気持ちになります。パンフルートがみんなの居場所「わ~くわっく北本」に響き渡りました。

コンサート後、先生からいただいたメールの一部をご紹介します。
「吉見百穴地下軍需工場は朝鮮人3500人、延べ40万人によって建設された秘密地下工場。その実態を調査し真相を明らかにしたのが、大宮北高校の朝鮮文化研究会等でした。その後北高のアジア文化研究会が引き続き平和の遺跡としての保存と、誰もがその事実を分かるように説明板を建てる運動を継続し、1992年に設置が実現されました。また、東松山周辺に働いていた朝鮮人がしばらく滞留していました。寄居にいた朝鮮人のぺーさんが、日本人が見向きもしないで棄てていた豚の頭を、食べ安く加工し、日本の味噌に唐辛子をいれた味噌だれを工夫し、串に刺して焼いて売ると、朝鮮人に大評判になり、日本人も食べるようになり、いつしか東松山の味噌だれの焼きとり(焼き豚)として有名になっています。」
これは、8月11日のNHKの夕方のニュースで取り上げられ先生も出演されていました。先生は、日本と朝鮮の関係史についても私たちに教えてくださいます。そんな先生は、9月から韓国に留学されます。まずは語学研修、それからきっと先生のことですから、さらに多くのことを感じ、学んで帰国されることと思います。先生は、2年間の留学を終えたら、報告を兼ねて、またみんなの居場所「わ~くわっく北本」でコンサートをしてくださることを約束していただきました。
私たちも、それまで先生に報告できることを増やして、先生の帰国コンサートを楽しみにしたいと思います。
コンサートでは、先生がパンフルートで韓国の民謡である「アリラン」と、日本人なら誰もが懐かしく思う「ふるさと」を同時にみんなで合奏しました。韓国と日本の旋律が不思議にぴったりと合う二重奏となりました。先生が伝えたい思いがこの二重奏にこめられていたのでしょう。
江藤先生、伴奏の重廣誠さん、本当に素敵なコンサートをありがとうございました。
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